ここが肝心。下地処理

府中市をはじめ多摩地区で一般住宅の外壁塗装、塗り替え、リフォーム工事を承っております有限会社不二塗装です。

有名な「トム・ソーヤの冒険」の物語の中で、柵のペンキ塗りを命じられたトム・ソーヤが、からかいに来る友達達に「こんなに楽しい事はないんだぜ!」と吹聴し、自分の代わりに(しぶしぶ)柵の塗装を交代するばかりか、その条件として友達達からリンゴやら凧といった物を受け取るといったエピソードがあります。

木製壁(下見板)の清掃と、ペーパー掛け

なかなかに感慨深い話なのですが、実際に「ペンキ塗り」結構面白いのは事実なんです。

そう思われる方が多いからこそホームセンターといった大型店舗にペンキの材料、刷毛、ローラーが並んでいるのでしょうし、実際にお買い上げになる方も多いのでしょう。汚れた壁が綺麗になる、錆びた門扉が新品同様になる。実益を兼ねたいい趣味だと思います。

ただ一つだけ問題があって、楽しいことの前の「面倒なこと」をおろそかにしてしまう事が多いのです。

ペンキ塗り自体は楽しいのですがその前に掃除、ケレン作業と呼ばれるペーパー掛け等による旧塗膜の脆弱分の除去と密着率を高める「足つけ」、あるいは外壁などでは水洗いも必要になります。

この部分を端折ってしまうと、せっかく塗ったペンキが後から剥がれてきたり仕上がり面が「なんか凸凹してるな~」といったことが多いのです。

それから塗装の前には床などの汚れてはいけない部分に養生をする必要があります。

カビ落とし、カビ止め処理

専用のビニールなどが売られていますが、昔は新聞紙をよく使っていました。もちろん下に染み通ってしまわないよう何枚か重ねるとかの工夫は必要です。

そうそう!穴の部分にはパテを使いましょう。そして物によってはシーラーや、バインダーなど専用の下処理材を入れないといけません・・・ 

あまりカビがひどいようでしたらカビ止め処理も必要です・・

などと書き連ねていくとトム・ソーヤ君が友達に訴えた「楽しいペンキ塗り」も輝きを失っていく気がしますね(^_^;)

施工完了状況

でも、お金をいただくとなると楽しいばかりではすまないのは当たり前

のこと。商売として成り立っているのはちゃんと理由があるわけなんです。 


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