東京都府中市の外壁塗装、塗り替え業者、有限会社不二塗装です。
調布市 、多摩市、狛江市、八王子市など東京多摩地域を中心に塗り替え、リフォーム施工を行っております。
さて、いよいよジメジメとした梅雨の時期がやってまいりました。この時期はどうしても外装の塗替工事を避けたくなる傾向がありますので、我々の仕事も多少のんびりとしたスケジュールになりがちですが、実際のところここ数年の傾向として「梅雨」らしい雨の日が少ない気がいたしませんか?
しとしとと雨が三日も四日も続いて、たまの晴れ間に洗濯物を干す。
子供の頃の梅雨というとこんな情景が浮かぶんですが、最近はちょっと様子が違っているような気がしてならないのです。
はっきりとした強い雨がどっと一日降ったかと思うと、二日ほどはからっと天気が良い(^_^;紫陽花もしおれがちな陽気だったりする。
そんな調子でいつの間にか「○日頃、梅雨が明けてました」的宣言が発表されて、それでは!と足場をかけて工事に入る。
すると、今度はやたらと雨の日が続いて「こんなはずじゃなかったんだけど・・・」と嘆く日々。
夏はやたらと暑くて、これまたスコールみたいな雨が降る。
これも地球温暖化の影響なのでしょうか、亜熱帯みたいな天候の移り変わりで長期予報もほとんど当てになりません。
なにせ週間天気予報すら日付が変わると並んでた傘マークが消えてしまうような塩梅。
「お天道様にはさからえないよなあ~」
空を見上げてつぶやいていると、くるりと振り向いた人がいました。
「天気予報聞かないのかね?お兄さん(^^)」
その施設のボイラー管理担当のお爺さんがニコニコしながら話しかけてきました。
「え?聞きますとも(^_^; 普通の人の倍は聞いていますよ~こまめにね」
「ほうほう(^^)」
「でも当たらないじゃないですか~、今日だって雨が降るなんていってなかったですよ。それなのに、この自転車置場のペンキ塗り終わったら・・・怪しげな雲が!」
「まったく当たらない?(^^)」
「いいえ、当たるときもあるから始末が悪いんです。当たらなければ逆、逆に捉えていけばいいんですから!(注:大体20年ぐらい前のお話しです)」
「ハッハッハ!面白いね(^o^)」
「いや、どっちかにして欲しいってことですよ(^_^;)」
「でもなぁ・・・お兄さんが聞いてるのはタダの天気予報だろ?」
「へ?ラジオとかテレビのですよ。ちゃんとした」
「あ~(^-^)って言うことは、無料のだろ?」
「・・・・もちろん!」
「・・・あのな、お兄さん(^_-) 無料じゃ元がとれんダロ」
「(@_@)?へ」
「兄さんも商売人なら有料の天気予報を聞かなきゃ。無料のは宣伝だから・・(=_=)ふふ」
「え!(^_^;)そんな天気予報があるんですか?」
「当たり前だろ兄さん。金にならんものにレーダーとか宇宙に機械飛ばしたり人間雇う訳ないじゃないか(^O^) 兄さんタダでペンキ塗らんだろ~」
「・・・ホントに、当たるなら(^^;)払ってもいいかな~」
「そうだろ~(^o^) だがな・・・(^_-)高いんじゃ、それに資格がいる」
「資格・・・(^_^;)一級とか二級とかですか?」
「それはな・・・秘密なんじゃ(=_=)教えられん・・・」
じゃあ、そんなこと言わなきゃいいのにと言葉にする前に、謎の老人(ボイラーマンだけど)はスタスタと去って行ってしまったのでした。
すると、
「アンタ、あのジーさんに、なに言われたのォ?」
これまた急に話しかけられてビックリ。振り返ると今度は掃除のおばさんが立っていました。
「あのジーさんね、この熱い時期に全館に暖房入れたんだよ。この前(-_-;) 所長の命令だとか言っちゃってさ~」
「(?_?)?」
「要するにボケちゃってんのさ~ 代わりの人がもう引き継ぎやってんの。
一応管理者の名前がまだあの人だから、まあ手続き上、居るだけなのよ」
「は~(^_^;)そう・・ですか」
「信じちゃダメ!(=_=)いいね!」
ちょっと信じちゃいました・・ちょっとだけ(汗)