男のミシン道楽 縫ってみた

東京都府中市の外壁塗装、塗り替え業者、有限会社不二塗装です。
日野市、町田市、調布市、昭島市など東京多摩地域を中心に塗り替え、リフォーム施工を行っております。こちらは私個人の趣味のお話し、ちょっとした休憩ページですので、塗装関係は他の項目のブログをクリックしてみてくださいね(^^)

 

さて、市販されているミシンの中ではかなり上位機種のミシンを手にした私は、早速説明書と首っ引きでいじくり回し始めました。上糸の通し順はミシン本体に番号入りではっきりと書かれていたので思っていた以上に楽でした。ボビンに糸を巻き、セット。糸調子は(ほぼ)自動なのでこれで準備完了です。
「さて、何を縫おうか・・・(^_^;」
とりあえずは古手ぬぐいを持ち出して縫う練習から始めてみました。縫えます。・・・当たり前のように。

とにかく縫う。三角に縫う。四角く縫う。線にそって縫う。ジグザグに・・・
「う~ん。やはりこうなんというか、目的って奴が必要だよな~・・・何か作ろう!カバンは無理として・・・」
定番と言われる「雑巾」を縫ってみました。しかしながら実はこれ、タオルという厚手の生地を縫うことになるわけですから結構ミシンに負担がいきます。たまに分厚い耳の部分を縫うとガツンと鳴るミシンに恐怖を覚えながらの作業です。
とはいえ・・・
1.古タオル畳む
2.縫う
これだけで終わりなので、あっという間です。2、3枚縫ったところで(もう充分かな~)という気分になってきました。
「じゃぁ・・ブックカバーかな(^_^;」
今度はちょっと手間がかかります。まず生地なんですが、百円ショップで販売していた「ハギレ」という布切れを何枚かゲットしていたのでそれを使うことにしました。
ただのブックカバーといえどもそこは勉強。
生地という物は濡れると縮むものだから、使う前に「水通し」という作業をするといいよ~と、物の本には書いてありました。

黄色い四角は布用絵の具で

ぜひやってみましょう!とばかりにお風呂に水をためて一晩つけておきました。翌日陰干ししておいたのを帰宅後にアイロン掛け・・・そして型紙作りと、こうなってくると少しだけものを作っているという雰囲気になってきました。
裏表の布を表合わせに重ねて縫い、一部分をあけておく。そしてその隙間から布をひっくり返すと「どんでん返し」本当はそこを手縫いで「閉じ縫い」しなければいけないけれど、それは苦手なのでそのまま縁から1.5mmの距離をぐるりと縫う「コバステッチ」で縫い上げました。コバステッチの方はやたら無意味に縫いまくっているうちに自然と身につけた技術です。

布は同じだけどせめて糸ぐらいは替えてみよう。背表紙に模様縫いをするともっと面白いかな・・・?
「・・・これは存外・・面白い(@_@)」

今も現役デッペシュ・モード

手芸といってもミシン使いは、糸鋸板で木を切り出す作業にも似ています。しかも、何も手を加えないうちはいつまでも布は布のまま。ウェスぐらいにしか使えなかった物がミシンを使うことによって「物」となり、実用性がグンと上がる「作品」に変わる。しかも出来上がった物があんまり邪魔にならない(^_^;)あんまりだけど。調子に乗った私は買った布がなくなるまでブックカバーを作り続けました。そしてさらに調子に乗って、とある海外アーチストのロゴまでシルクスクリーンで入れてみました。なかなかどうして、カッコいいじゃありませんか!黙っていたらどこかで買ってきたかと思われるかも・・・
(もちろん販売とかはしてないです。それほどの物じゃありません^_^;)
「特製カバーの出来上がり!」
ですが、一通りの数を作ったら布も無くなったし、やっぱりこれにも飽きてきました。というか、これだけあれば個人で使うには充分だし。
次は何を作ろうか・・・腕を組んで考えるのでした。


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