帝王降臨 2

東京都府中市の外壁塗装、塗り替え業者、有限会社不二塗装です。府中市はもちろん、町田市、小金井市、小平市、三鷹市など東京都多摩地区を中心に塗り替え、リフォーム施工を行っております。

前回のブログでご紹介したようにまたもや小学校の飼育小屋塗装について思い出を語らせていただいています。
我々の前に突如として現れた「帝王」。
軍鶏と言えば闘鶏に使われている気の荒い鳥。

なぜそんなやんごとなきお方が東京都下の小学校で飼育されていたのかは定かではありませんが、その「お住まい」を工事する身としてはどうやって接するべきなのでしょう(^_^;)

「うーん!(*_*)聞いてないんだけど・・・」
「社長・・・(^_^;)当然「帝王様」は別宅の方にご移動なさるんですよね?」
「なるほど!そうか!わかった!」
「社長・・・ボク、ニワトリ全般が苦手なんですけど・・・」
「それでこの中を仕切る必要があるんだな。なるほど!なるほど!」
「社長~(;_;)・・・」
「う~ん。一羽で市の予算をここまで消費させるとは。鳥といえどもたいしたやつだ」
「社長~シャモ怖いんですけど」
「・・・俺も怖い(=_=)・・・」
「え~っ!(^0^;)どうするんですか!」
小林にやらせよう(^_-)アイツならニワトリぐらいどうって事あるまい」
「あ、小林さん!(^O^)たしかに」
「おーい小林!」

社長が声を張り上げると作業スペースの清掃をしていたがっちりした体格のまさしくドラマに出てくるような「工事現場のおじさん」がこちらにやってきました。
この人は毎年農閑期になると建築会社の社員寮に寝泊まりして働く期間工。
当時よくいわれた「出稼ぎ」をしていたおじさんですが、かなり以前から定期的にこちらの会社に来ているようで現場の主のごとく堂々としたたたずまい。

けれども私のような駆け出しの塗装工(当時)にも何かと親切にしてくれる「気は優しくて力持ち」な善人なのです。

「はーい(^^)社長お呼びだが?」

「おう!小林。あそこにいる奴をとっ捕まえて仮小屋に入れてくれ」
「ありゃ、あれがね(*_*)大ぎぇねぇ!驚いだ」
「軍鶏だって。知ってるだろ(^o^)(^^)」
「シャモゥ~!やっぱりがね。」

「(^^;)(^^;)]

「おいはだいでいの物は大丈夫なんだども軍鶏だげはさっとおっかなぇ・・子供の頃づづがれで怪我してがらあれみるど鳥肌立づんだよ(/_;)」
「なに?ダメなの?(T_T)(T_T)」
「勘弁してたんせ~<(>_<)>」

救世主となるはずだった小林さんは頭を抱えながら元いた場所へ一目散に走って行っちゃった。

「なんだ、小林のやつ。(@_@) だらしない! いい年して情けない!」(<お前もな)
「・・・ああ小林さん(T_T)救いの神が」
「何が鳥肌だ!うまいこといってる場合か!(^^;)こうなったら仕方ない」
「ダメです!ダメです。ボクも鳥肌系ですから(^^;)」
「さっきの坊・・・じゃなかった子供を探してきてくれないか?兄ちゃん」
「(?_?)」
「まだ近くにいるだろ?情報収集だ。急いでくれ」


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