東京都府中市の外壁塗装、塗り替え業者、有限会社不二塗装です。
府中市はもちろん、日野市、昭島市、八王子市など東京都多摩地区を中心に塗り替え、リフォーム施工を行っております。
「ペンキ屋さん～お茶ですよ～！「早く来ないと伸びちゃうわよ～！」
十時に「きつねうどん」を出してもらい更に昼に手弁当を平らげた私。
三時にこの声を聞いたときにはさすがに目眩を感じて足場から転げ落ちそうになりました。
「え？マジ？(^_^;)」
「まさかだよな・・・」
恐る恐る声のする方へ近づいて行くと、やっぱりというか、案の定「力うどん」が湯気を立てているじゃありませんか・・・
「お兄ちゃん達、綺麗に食べてくれるから気持ちいいわぁ(^^)さあ、どうぞお上がりなさい。これで力付けて頑張ってね！」
「ハイ！すみませんね！ご馳走になります！」
「どうもどうも！ありがとうございます！」
ここは笑顔で御礼を言う。
奥さんが家の中に入っていくと・・・
「あらーありがたいなぁ(@_@)」
「いやぁ、ホントに気持はすごく嬉しい(>_<)よ ね」
「だが(^^;) 胃袋の方が・・」
「オレは昼飯抜いたから(=_=) なんとかなる・・・かな」
「あ！お前ずるいなぁ・・・(^^;) この餅だけでも食べてよ、俺の分」
「いやいや^^; 餅は無理、麺の二、三本なら良いけど」
「五本ぐらいイケるんじゃない？頼むよ(>_<)」
「く、苦しい(T0T)」
「うーん。うーん(;_;) ツライ」
今から考えると、正直に食べられないと言ってお返ししても許されたのかとも思うのですが、おそば屋さんへお金を払ってまで出前を取ってくれているものを食べられないと突き返すのには奥さんの笑顔が眩しすぎた。
ここは根性を見せるところだと気合いを入れて立ち向かったところ、ガテン系の若さという奴でしょうか、なんとかこのピンチを乗り越えることができたのです。
しかしその後、日が暮れるまでのつらさは今でも鮮明に覚えているくらいです。
「ただいま～(=_=)」
「お帰りなさい(^-^)もうすぐご飯出来るよ～」
「いやいや(-_-;)今日に限ってはゆっくりでいいです。出来れば二、三時間後でも結構」
「あらめずらしい(?_?)どうしたの？いつもお腹空いた～ってうるさいのに」
「うーん実はカクカクシカジカで(^^;)いまだにお腹の中はうどんでいっぱいなのだ」
「あらー(^o^)良いお客さんじゃない！」
「そうなんだよ(=_=)だから残すのは悪くって・・・実は明日、もう一日行くんだよなぁ・・」
「じゃあ、お弁当いらないわね！(^_^)」
「(@_@)そうか。そうだな。そうだ！ 朝飯もコーヒー一杯でいいや」
「それなら(^_^)十時のうどんもおいしくいただけるわね」
「よーし(^o^)今日の夕食もちょこっとでいいぞ～」
翌日の天気もよく晴れて、昨日の現場へとやってきました。
昨日ぐっすりと眠って朝はコーヒー一杯。
現代人は食いだめが出来ないようになってるって言いますが、確かにそれを実感できるほどお腹がすいている状態です。
「お～(^^) 今ならうどんの一杯ぐらい楽勝だな」
「朝飯前っていうくらいだからな(^o^)」
「あれ？お前も？」
「うん。朝飯抜いてきた(~o~) 今日はうどんどんどん、どんとこいだぞ！」
やっぱり考えることは皆同じようです。
「奥さん～おはようございます！(^^)(^^)」
「おはようございますペンキ屋さん(^o^) 実は今日急に用事が出来ちゃってね、これから出かけなきゃならいのゴメンなさいね～(^^;) お茶とか出せなくなっちゃうんだけど大丈夫かしら？]
「いやいやお気遣いなく！(^-^)(^-^)勝手にやりますからまったく問題ありません！」
「そう？(^_^;) 本当にごめんなさいね」
「いやいや、昨日たっぷりいただきましたんで(^^)(^^) もう充分ですよ～」
我々は奥さんの後ろ姿を見送りながら・・・
「まぁ・・・世の中ってこんなもんだろ(=_=)」
「うーん。腹・・・減ったな・・・(-_-)」
