男のミシン道楽 ちょっとズルする^_^;

東京都府中市の外壁塗装、塗り替え業者、有限会社不二塗装です。
日野市、三鷹市、立川市、昭島市など多摩地域を中心に塗り替え、リフォーム施工を行っております。こちらは私個人の趣味のお話し、ちょっとした休憩ページですので、塗装関係は他の項目のブログをクリックしてみてくださいね(^^)

 

さてさて、ついに仮縫いが終わりました。
三ヶ月かけて。
これで自信を持って本番に入れるわけです。
・・・あと三ヶ月ほどで出来る。

ちょっとイイ感じでしょ

三ヶ月・・・九十日あまりをかけて作成に励めば。今度はもうちょっと早く出来るに違いない。・・・違いないが・・・いや、もう・・いいんじゃないかな(汗)
さすがに飽きたというか、同じことを繰り返すのって面白みに欠けるって言うか、モチベーションが上がらない。

「別の物つくろうかな~(^_^;)作務衣とか」
そうなってくると、仮縫い生地なんかじゃなく最初から本番生地を選んでチャレンジすれば良かったと大後悔。
「形はバッチリなんだけど生地が貧相だからな。これが白い生地とかだったら普通に着られる仕上がりなんだけど」
かといって、お蔵入りにするのには忍びない。これだけ長くいじり回していると愛着がわいてきます。
昨今はボタンでさえも機械で取り付けられるそうで、「手縫いだよ!」とさりげなく主張するためにわざわざ三つ穴のボタンを付けてみたたぐらいです。だからといって仮縫い生地の服を着て歩くにはやはり抵抗が有ります。
「せめて色が付いてたらなぁ・・・・色か、・・・色ねぇ・・そうだ!染めればいいじゃん!」
若かりし学生時代、実習服のツナギ服を染料で染めている作業を何度か見かけていました。

当時あまりお洒落な色の作業服が安価で流通していなかったため、女の子達が器用に綿100%ツナギを自分の好きな色で染めていたんです。学校の洗濯機に水を貯めて染めていたんで怒られてたけど。

「このシャツならそれほど大きくないし、バケツでいけるんじゃないかな~名前は確か、ダイロン?」
なにせ30年以上前の話だから、まだ存在するのかも不安でしたが、ネットで検索してみるとちゃんと存在していました。

当然と言えば当然ですが、当時の物よりかなり使いやすくなっている印象です。販売店は手芸屋さん。あれ?そういえば、見かけた気もします。

「随分と洒落たパッケージだったけど、あれがそうか・・・」
早速、脚を運ぶと数ある色の中から緑を選ぶことに。綿や麻なら問題なく染まるということですので「ダイロンマルチ」という商品を購入。

三つ穴ボタン

説明書通りにお湯に食塩とダイロンをいれ・・もみ洗いの後、つけ置き。「さあ、(^_^;)どうだ!・・・あれれ??」
生地は綿100%の生成りですから、見事なまでにバッチリと染まりました。が、ミシンで縫った糸が染まりません。

そうです、一般のミシン糸はポリエステル。ポリエステルだけは染めることが出来なかったのです。

「とりあえず仮縫い」として縫い始めた私は、特に考えもなく「白」のミシン糸を使っていたのです。

緑に染まったシャツの縫い目はキッチリと「白いまま」でした。

慌ててハンガーに吊して前後左右なめるように見詰めました。
「・・・おかしくないな。ちゃんと縫えてる!すごいじゃん!がんばった!」
そうなのです。少しでもステッチが曲がったら、目打ちでほどき縫い直していたため(途中経過はさておき)白く浮き出たそれは、ほぼきれいな飾りステッチになっていました。
かけた時間が帰って来るのは手仕事の基本ですね。

やっぱり「手抜き」はいけません!!


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